『FXで勝てるようになった』という意味
最初に結論から書きます。
- 精度の高い環境認識ができる
- 再現性のあるエントリーパターンを複数習得している
- リアルタイムでその技術を実践できる
これがFXで勝てるようになりましたということです。そのために必要なことを書いていきます。
最初に座学的な感じで最低限必要なこと
まず最初に必要なものは以下の2点です。
- 基本的なチャート分析手法
- 検証可能な再現性のあるエントリーパターン
これを学びます。逆にこの2つがないとどうしようもありません。そしてそれが一体どこにあるのかがわかりません。間違いなくこれがFXを始める時の最初の大きな障害です。
そこでまず、私が『読みなよ。』FX勉強会で習った分析方法をもとにして、一応とりあえずそのまま相場に適用できる分析手法を紹介したいと思います。
ただ、それがあってもすぐ勝てるわけではありません。以下続きます。
実践
チャートを開けて分析する
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現時点からどうなったらいつもの再現性のあるエントリーパターンになりそうかということを予測するしてシナリオを立てる
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シナリオ通りになったらエントリーする
ならなかったらエントリーしない
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トレードが終わったらその日の振り返りをして修正できるものは修正する。すぐ修正できないものは課題として後日なるべく早く何らかの方法で解決して改善を図る。
リアルタイムのトレードだけでは全然チャートが進まないので並行して過去チャートでも練習する。
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このPDCAを一生繰り返します。
たぶん全然解決しないことしかありませんがしょうがないです。やってればそのうちわかることもあります。特に最初のうちは気にせず量をやるしかないかもしれません。
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そうすると
- 環境認識・シナリオ・エントリーパターンの精度がだんだん向上していきます。
- 使えるエントリーパターンがだんだん増えてきます。
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これを一生繰り返します。
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以前よりは精度の高い環境認識とシナリオが立てられるようになり、エントリーパターンの精度も上がってきますのでだんだんミスが減ります。ミスというのはつまり損失のことなので損益が改善します。
また、使えるエントリーパターンが増えればエントリーチャンスも増えます。エントリーチャンスが増えれば損益が改善します。
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これを一生繰り返します。だんだんましになってきます。
これが初心者が勝てるFXトレーダーになるスタート地点にたどり着くまでの超ざっくりとした流れです。
心構え
本当に勘違いしやすいことで、私も今でも実際まだ勘違いをしてますので、自戒の意味も込めて書きます。
ラッキー的なものを考慮しなけば最初はFXでは絶対に勝てません。つまり絶対負けます。(これはやればすぐにわかります)
何もわからないでトレードを始めたらいきなり何百PIPSと負けるでしょう。それは技術がないからです。
例えばトレードで損益0にする技術を得るためには1000の勉強量が必要だとします。じゃあ100勉強したって勝てません。マイナスです。負けます。損失が出ます。なぜなら1000勉強しても損益0になる技術しかないからです。
例えば毎月勝てるようになるためには2000の量の勉強が必要なのかもしれません。5000かもしれません。
そして、自分が今どれくらいの実力があるのかということを客観的に把握することはできません。知り合いにプロのトレーダーがいて教えてもらえる環境があれば別ですが、普通はそういう人はいません。模試みたいなものもありません。つまりとにかくできるまでやるしかないわけです。
したがって、負けちゃったり勝てなかったりするのは当たり前です。ちょっと勉強したくらいでFXでは勝てないからです。
この辺をちゃんと認識した上で日々努力をしていかないといけないということがFXの本当にきつい所です。なんか初めから勝てるような気でやってこてんぱんにやられるのでそのギャップで落ち込むわけです。1年なら1年やれば勝てると思っているから焦りますし落ち込むのです。
ですから何年やっても勝てません。負け続けます。でもだんだんましになってきます。そのうちちょっと勝てるようになったりしてきます。そういう流れです。相場で勝てるようになるためには当然ですがとんでもない学習量が必要です。これを肝に銘じる必要があります。そして個人的にはこの辺の折り合いのつけ方は正直とても苦手で、今でも一喜一憂しながらFXに取り組んでいます。
さてそんな私ですが、ある程度トレードについては安定して勝てるようになりつつありますので、過去チャートの検証だけではなくてもう少し他のこともやりたい気持ちもあり、自分自身のアウトプットによる技術の向上ということも含めて今までの経験を発信してみようと思いました。まず初めにFXのチャート分析とトレードのことをわかりやすくまとめてみましたので、よろしければ読んでみてください。